２００８年１０月、首を吊って自殺したチェ・ジンシルさんに続き、１年５カ月たって弟ジニョンが姉の後を追った。

笑顔があまりにも似ている兄妹は、在世で特に互いを思いやり、仲のいい友愛を見せていたが、悲劇的な死まで恐ろしいように悲しい縁の糸で繋がっていた。


姉と同じ方法で首を吊って生涯を閉じたチェ・ジニョンさんの遺体は姉が灰に変わった京畿道城南昇華院の１５番火葬炉で灰となった。

チェ・ジニョンさんの所属事務所の関係者は「火葬の予約をして火葬炉の番号を見たらチェ・ジンシルさんとまったく同じ１５番だった。わざと同じ所を予約したわけではないのに不思議にもまったく同じ所に決まった」とし「姉と弟は死んでも恐ろしい縁で結ばれているようだ」と伝えた。

姉の遺体が灰に変わった所でまったく同じ一握りの灰となったチェ・ジニョンさんの遺骨は午後３時ごろ、京畿道楊平甲山公園に移されて安置された。チェ・ジニョンさんが永眠するのは姉のすぐ隣だ。