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日本人「韓流のルーツを知らせたい」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「ドラマは派手だが深みが分かりにくいでしょう。韓国伝統文化を通じて「韓流のルーツ」が何なのか、きちんと知らせたかったです」--。

日本の元公務員が韓国伝統文化伝道師となった。佐藤家治さん(74)が主人公だ。佐藤さんは1990年代後半、日本福島県原町市(現・南相馬市)副市長を務めるなど35年間、行政官僚として働いてきた。佐藤さんの招請で韓国のユン・ミラ舞踊団と名唱パク・エリさんが6月、福島県で2度公演を行う予定だ。

佐藤さんが韓国に対して関心を持ち始めたのは1988年からだ。ソウルオリンピックを迎え、福島県民・官交流団の団長を務め、韓国を訪問した。「それまでただ近くにある国という感じだけでした。ところが民謡『アリラン』と『トラジタリョン』を聞いたら、訳もなく胸がじいんとして来るのです。『ここに何がある』と思いました」


この時から始まった関心は韓国歴史に対する勉強につながった。佐藤さんは「三国時代、百済を通じて伝わった法律、仏像、制度などが日本古代国家の建設に大きな助けになった」とし「福島県にはちゃんがら踊りというのがあるが、その姿や動きが韓国の農楽と似ていて、韓国伝統文化が昔から日本に入って来たという証拠だと思える」と述べた。





日本人「韓流のルーツを知らせたい」(2)

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