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<ゴルフ>ミシェル・ウィー、罰打で9万ドル逃す

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「いつも私にはこういうことが起こる。マーフィーの法則だ」。

ミシェル・ウィー(21)がキアクラシック最終ラウンドで罰打を受けた。事件は11番(パー5)で起きた。ミシェル・ウィーはバーディーまたはイーグルを狙えるホールで、グリーンを狙って打った第2打がスライスし、ハザードに入った。

ウィーは右足を水の中に入れてショットをした。ボールは池から出たが、グリーンにはのらず転がり落ちてきた。また池に入ることはなかったが、赤いハザードラインの内側にあった。ウィーはがっくりした表情でクラブを地面にあてた。


ハザードでボールを打つ前に地面にクラブを置くと2打罰となる。ハザードから打ったボールがハザードを出なかった場合、地面にクラブを置いても2打罰だ。次のハザードショットに先立ち地面をチェックすると見なされるからだ。

ミシェル・ウィーはクラブを地面に当てたことは認めた。しかし「水が跳ね上がって目を閉じたし、バランスを取るためにやむを得ず地面についた。私は白色スカートを着ていた」と抗弁した。

ショットをした後、転倒しないようにやむを得ない理由でクラブが地面につけば、罰打を受けないこともある。しかし競技委員はビデオ分析をした後、「バランスが崩れていなかったためクラブをつく必要はなかった」とし、ウィーの主張を一蹴した。

ウィーは過去にも規定違反で何度かペナルティーを受けている。05年のプロデビュー戦の三星(サムスン)ワールドチャンピオンシップでスコアカードを提出した後、誤所からのプレー(誤った位置にドロップすること)情報提供があり失格になった。翌年の全英オープンではバンカーでバックスイングをして草に触れたため罰打を受けた。08年にはステートファームクラシックではスコアカードにサインをせず失格になった。

ミシェル・ウィーが11番で罰打を受けていなければ6アンダーの2位(賞金13万6000ドル)となっていた。しかしこの罰打で6位タイ(賞金4万7000ドル)となり、約9万ドルを逃すことになった。



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