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【海軍哨戒艦沈没】「爆発後に北の空軍機が飛行」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 26日に西海(ソヘ、黄海)で沈没した海軍哨戒艦「天安(チョンアン)」(1200トン級)の行方不明者46人は今どこにいるのか。爆発の原因は何か。「天安」沈没から4日目の29日未明まで、その原因は分からず、行方不明者も見つかっていない。軍当局は27-28日、9回にわたり事故海域で探索活動を繰り広げたが、行方不明者を探せなかった。

合同参謀本部は28日のブリーフィングで「海軍海難救助隊(SSU)が水中に入って作業したが、視界が悪いうえ潮の流れが速く、特に成果はなかった」と明らかにした。

「天安」沈没の過程と軍の説明に対する疑問も提起されている。軍は事故の後、船体の底に穴が開いて3時間で沈没した、と発表した。しかし27日の国会国防委では、爆発の2分後に艦尾が沈没し、20分で船体の6割が沈んだと話した。その後、船体が二つに割れたと明らかにした。このため、軍が最初の発表で事態を縮小しようとしたのではないかという疑惑が起きている。


救助の経緯に対する疑問も出てくる。海軍高速艇4隻が沈没現場に到着したのは爆発の30分後だった。しかし乗組員を救助したのは海上警察の艦艇だった。「天安」沈没後に船体が割れた地点をめぐる海軍と海上警察の主張も食い違っている。

艦艇の沈没を起こした爆発の場所が内部であろうと外部であろうと大きな波紋は避けられない。船体内部の爆発物による事故や機関の欠陥の場合、軍規律の弛緩が問題だ。機雷による沈没や北朝鮮の攻撃などと明らかになった場合、警戒に穴が開いたということだ。いかなる場合でも政府の責任が俎上の載せられる見込みだ。

政府関係者はこの日、「天安爆発の数時間後、北朝鮮の空軍機が平壌(ピョンヤン)近隣から発進し、黄海道海州(ホァンヘド・ヘジュ)付近まで飛行していた」とし「照明弾が発射されるとどうなるかを確認するためと、韓国軍は把握している」と述べた。



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