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釜山射撃場火災の原因明らかにしたのは…

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
昨年11月14日、釜山の室内射撃場で火事が発生した。日本人10人、韓国人5人など15人が死亡した大きな事故だった。しかし火事原因はなかなか明らかにされなかった。漏電・放火などさまざまな推測が横行した。原因は火事で破損された閉鎖回路TV(CCTV)画面が相当部分復元されたことで明らかになった。「射撃場の1番発射台で発生した爆発性火事が大型惨事につながった」という結論が出た。

このCCTVの画面分析に決定的な手柄を立てたのは国立科学捜査研究所(国科捜)の映像分析室だ。専門家たちが火事で焦げついたカメラの中のハードディスクを入れかえてファイルを復旧した。薄暗い映像は鮮やかに蘇った。国科捜は2008年「韓国型CCTV再現プログラム」を開発した。このプログラムを利用すれば薄暗い中で撮った車のナンバープレートを復旧させたり、録画された画面だけで人の身長を測定することも可能だ。

国科捜は昨年このプログラムを警察庁に無償で普及させ、36億ウォンの予算節減効果をおさめた。「うそ探知いす」は国科捜が開発したまた別の先端装備だ。今までのうそ発見器は自律神経系の変化を利用したものだった。国科捜はうそをつく際に起きる瞳孔の動きと括約筋が収縮される程度に注目した。このような変化を測定できる装置が付着した特殊いすを開発した。このいすは検査を受ける人の体形に合うように高さと幅が自動で調節される。動きを最小化させ、最も正確な結果が出るようにしたのだ。


韓国の科学捜査を先進国水準に引き上げて「韓国のCSI」と呼ばれる国科捜は25日、開所55周年を迎える。





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