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起亜車の自動並列駐車システム採用 ‘なかったことに…’

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 起亜(キア)自動車がトヨタのリコール問題を受け、新技術の採用をあきらめた。

起亜車は23日に出す新車「スポーティジR」に、国産車では初めて導入することになっていた自動並列駐車システムを採用しないことを最終決定した。

自動駐車システムを採用すれば、運転手が「自動駐車」ボタンを押し、アクセルを踏みながら速度の調節さえすれば、車に設置されたカメラとセンサーが作動して自動で駐車をしてくれる。 これまで縦列自動駐車システムは商用化されていたが、並列自動駐車システムは04年にトヨタがハイブリッド車「プリウス」に採用したのが世界初の事例だった。


起亜車はドイツ部品会社に製作を依頼し、このシステムを国産車に初めて導入する計画だった。研究所は誤作動の問題はないと自信を表したが、国内の営業本部が反対した。

起亜車の関係者は「来月から販売されるK5にも並列自動駐車システムを採用しないことにした」とし「消費者が駐車をする際、本人の過失で事故を起こしても、『自動駐車システムの誤作動で事故が発生した』と主張した場合、これを立証できないというのが主な理由」と説明した。

特にトヨタのリコール問題後、国内でも急発進による被害を訴える消費者が急増している点も導入をあきらめる原因になった。



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