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キム・ビョンウクの‘悲しい結末’は今回も繰り返された。19日に第126話で放送を終えたMBC(文化放送)シチュエーションコメディー「屋根を突き抜けてハイキック」は、2人の男女主人公セギョン-ジフンの死で悲劇的な最終回となった。
この日の放送は、セギョンが海外から戻った父に会い、家族が一緒に海外へ移民に行くという話だった。父親とシネを先に空港へ送り、セギョン(シン・セギョン)がジフン(チェ・ダニエル)の車で空港へ向かいながら、ジフンにその間の感情を告白した場面が最後の場面となった。
キム・ビョンウク・プロデューサーの‘サッドエンディング’は今回が初めてでない。前作の「思いっきりハイキック」でもパク・ミニョンの乗った車が爆破されるて幕を下ろした。視聴者は今回の「屋根を突き抜けてハイキック」の結末も悲劇的に終わると予想していたが、その通りとなった。
一方、「屋根を突き抜けてハイキック」の出演者らはこの日午後6時、江南区駅三洞(カンナムグ・ヨクサムドン)のある飲食店で打ち上げパーティーを開き、「1週間に5日間ほど夜通し撮影した。大勢の視聴者に愛されて意味深いものだったが、撮影の過程はきつかった」とこの7カ月間を振り返った。
俳優イ・スンジェは「作業の過程は地獄のようだった。毎週木曜・金曜日はスタジオで朝を迎えたし、週末から火曜日までの野外撮影も朝まで続いた」と話した。
「屋根を突き抜けてハイキック」でスターダムにのし上がったファン・ジョンウム、ユン・シユン、イ・グァンスらは「非常にやりがいを感じた。監督に感謝している」と述べた。
‘パンクトンク’という言葉を流行させた子役のチン・ジヒが「放送が延長になればよかったのに」と話すと、イ・スンジェはすぐに「今回がキム・ビョンウク・プロデューサーと2回目の作業となるが、3回目はとうていできないと思う」と笑いながら首を横に振った。
昨年9月7日から放送が始まった「屋根を突き抜けてハイキック」は、貧富の差、四角関係のラブライン、グレーロマンス、青年失業問題などさまざまな社会的含意を扱ったエピソードを描き、爆発的な人気を集めた。
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