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「6・25時、援助受けた韓国すでに寄与度3位」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
1925年、米国オハイオ州シーダー・ポイントに集まった数千人の前に白いドレスを着た女性が立った。重度視覚障害に勝って作家兼教育家として活動し、世界的な名声を得たヘレンケラー女史だ。

国際ライオンズ協会の全世界会員が1年に1回集まる国際大会に演士として参加したのだ。

「私のような人々がこれから出ないよう“視覚障害者のための騎士”になってください」彼女の一言がその所に集まった人々の胸を熱くした。その後、国際ライオンズ協会で失明予防・撲滅事業は主要ボランティアになった。年間3600億ウォンの事業費をこの事業のために使う。


全世界のあちこちに300を超す眼科病院を建て、700万人を超す人々に無料で白内障手術を提供した。2005年には北朝鮮に眼科病院を建て、9000人の北朝鮮住民に光を与えた。こうした努力でライオンズ協会は2007年にイギリス・フィナンシャルタイムズから「世界最高の奉仕機構」に挙げられた。

エバハルト.J.ヴィルフス国際ライオンズ協会会長(58)は「ボランティアでいちばん重要なことは現場で直接活動すること」とし「会員たちが1年間、現場奉仕活動をする時間を計算すれば8000万時間を超える」と言った。

李明博(イ・ミョンバク)大統領を訪問するために訪韓した彼に16日会った。

次は一問一答。

--国際ライオンズ協会を紹介してくれ。

「ビジネスのために会った米国の事業家たちの金を疏外された隣人に回しながら始まったのが国際ライオンズ協会だ。協会は1917年、米国シカゴでメルビン・ジョーンズという保険事業家によって作られた。「地域で稼いだ金を地域に還元しよう」という協会の趣旨に同意した米国全域の事業家団体たちが賛同し始めた。現在は全世界205国135万人が会員で活動している」

--韓国での活動は。

「韓国は1959年に協会ができ、現在8万6000人の会員が活動している。韓国は6・25戦争後、国際ライオンズ協会の援助を受けた。しかし、援助を受けた韓国がわずか半世紀ぶりの今は、ライオンズ協会内の奉仕寄与度3位、会員数4位に立ち上がった。全世界会員たちが驚いている。韓国はとても強くて情熱的なボランティアでいっぱいな国だ」

--ライオンズクラブの奉仕観は。

「奉仕は観念や言葉ではなくて行動だと思う。奉仕をするためにはまず自ら変わらなければならない。奉仕という夢を育てて行動し、現実になるように努力しなければならない。ライオンズ協会は最近発生したハイチとチリの地震時、全世界会員を投入して救助活動を行った。最近は単純な募金活動を超えて会員たちがもつ多様な技術をボランティアに使うことができるよう督励している」

--ライオンズ協会が社交クラブとしてのイメージが強いという指摘もある。

「会員の推薦が加入条件でもあるからだろう。会員間の信頼を高めるための推薦制が社交クラブというイメージを与えるようで悩みだ。しかし、これは奉仕する心得ができている会員だけを迎え入れるための私たちの長年の伝統だ」





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