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【現場から】サッカーW杯を控えてなぜ韓日戦?(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 大韓サッカー協会がワールドカップ(W杯)本大会を控えた5月24日に日本と代表チームと評価試合を行うことを決め、一部から批判が出ている。本大会を準備するうえで利益よりも損失が大きいと懸念する声が、サッカー界の内外から聞こえてくる。

サッカー協会は韓日定期戦の復活に意味を置いている。 サッカー協会の関係者は「今年から定期戦を行うことにした。 ホームアンドアウエーで2試合を行うには日程がその日しかない」と説明した。

両国のサッカー交流もよいが、時期がよくないという指摘が出ている。代表チームは5月16日にソウルで南米のエクアドルと評価試合を行う。 W杯本大会1次リーグのアルゼンチン戦を想定した試合だ。 6月4日にキャンプ地のオーストリアで行うスペインとの評価試合は、強豪との対戦で自信をつかむというはっきりとした目標がある。


日本はアジアのトップ圏だが、韓国は本大会でアジアのチームと対戦しない。 評価試合の相手としてふさわしくないというのが最初の理由だ。

韓日戦の性格上、雰囲気が過熱しやすく、負傷者が出るおそれもある。 しかも日本は先月の東アジア選手権で韓国に1-3で敗れ、雪辱を狙っている。

サッカー関係者は反対一色だ。 94年米国W杯で代表チームを率いた金浩(キム・ホ)監督は「本大会を控えての韓日戦は実益も名分もない。 5月末といえば代表選手が落ち着いて本大会の準備に集中すべき時期だが、なぜ韓日戦を行うのか」と声を高めた。 許丁茂(ホ・ジョンム)監督をはじめとする代表チームのコーチングスタッフも協会の韓日戦決定に負担を感じている表情だ。



【現場から】サッカーW杯を控えてなぜ韓日戦?(2)

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