Ｗ杯で北朝鮮代表の敵将に



フース・ヒディンク監督がアフリカの強豪コートジボワールを率いてまたワールドカップ（Ｗ杯）神話に挑戦する。


ＡＰ通信は１１日（日本時間）、オランダ国営放送ＮＯＳの報道を引用し、「ヒディンク監督がコートジボワールと５月１５日から７月１５日まで短期契約する」と報じた。南アフリカＷ杯の準備期間と本大会中の‘パートタイム’監督職を引き受けることになったのだ。

年俸は公開されていないが、英デイリーメールはヒディンク監督が２カ間で６５万ポンド（約１１億ウォン）を受けると予想した。これを受け、ヒディンク監督はそれぞれ異なる大陸のチームを率いて４回連続でＷ杯本大会に臨むことになった。

ヒディンク監督は９８年フランスＷ杯で祖国のオランダを４強に導き、０２年韓日Ｗ杯では韓国を指揮して２大会連続の４強入りを成し遂げた。０６年ドイツＷ杯ではオセアニア州のオーストラリアを１６強に進出させた。ドイツＷ杯後にロシアと契約したヒディンク監督はユーロ０８でロシアを４強に導いた。しかし南アフリカＷ杯本大会進出を逃し、ロシアはヒディンク監督と再契約をしなかった。ヒディンク監督は先月、トルコと契約した。

ヒディンク監督とロシアの契約は６月末までで、トルコとの契約は８月に始まるが、今回のコートジボワール行きは契約期間が残っているロシアの合意を受けて実現した。南アフリカＷ杯でコートジボワールはブラジル・ポルトガル・北朝鮮と同じＧ組に入っている。