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福岡ソフトバンク・ホークスの李机浩(イ・ボムホ、29)がチーム内の位置づけを徐々に固めつつある。
李机浩は最近のオープン戦の活躍で心の負担感をやや軽減した。 スプリングキャンプで守備と打撃フォームの指摘を受けるなど危機を迎えたが、オープン戦で調子が上向き、安定圏に入りつつある。
称賛も相次いでいる。 スポーツ報知は8日、「李机浩が読売戦(7日)で飛距離130メートルの本塁打を放った。 王貞治ソフトバンク会長も『すごいホームランだった』と絶賛した」と伝えた。
李机浩はヤフードームで行われた7日の読売戦で、2ー7とリードされた7回裏二死二塁から中越2ランを放った。 オープン戦31打席目での初の本塁打で、周囲の印象を大きく変えた。
李机浩は練習試合6試合で本塁打なく打率2割1分4厘だった。 日本メディアはフリーバッティングでのサク越えの数で李机浩に圧力を加えた。
秋山監督は「李机浩をずっとオープン戦に使う」と語った。 最大3年・5億円を受ける外国人選手として待遇するというよりも、「生存競争で生き残ってこそ起用する」というメッセージだ。 王会長だけが「無理をせずゆっくりとペースを上げていけばよい」と労わっていた。
オープン戦で秋山監督は李机浩とライバルの松田宣浩(27)を一塁手・三塁手に交互に起用した。 李机浩は先発から外れて代打で出場することもあった。 序盤は松田が優勢だったが、少しずつ反撃を始めた。スポーツニッポン紙は、李机浩が毎試合メモをしたり、同僚から情報を集めるなど、日本野球に適応するために努力している点に注目した。
現在、李机浩は8試合で打率2割8分2厘(24打数7安打)を記録している。 しかしまだ足りない。 パリーグで打撃10位だ。 8四球は両リーグで最も多く、最初の長打に本塁打を放ったのは幸いだ。 攻守で李机浩より高い評価を受けていた松田は打率2割1分4厘、1本塁打にとどまっている。 スポーツニッポンは「李机浩が開幕スタメンの座をほぼ手中に収めた」と評価した。
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