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映画「恋風恋歌」(1999年)が公開されると2人は自然に熱愛説に包まれた。米国ロサンゼルスのショッピングセンターで親しくデートを楽しむ姿がキャッチされ、知られるようになった。
当時、日刊スポーツ関連報道によれば、チャン・ドンゴンはコ・ソヨンのカバンやショッピングバッグを代わりに持つなど親密な姿だった。ロサンゼルスで行われた韓人イベントに2人が同伴参加したのだが、一緒にロサンゼルスを訪れた歌手は「2人が影のようにぴったりと寄り添って親しそうに見えた。チャン・ドンゴンとコ・ソヨンさんはマネジャーを通じてイベントに参加したほかの芸能人たちと日程や宿所を違うようにしてほしいと要請した」と明かした。2人だけの時間を持つためだ。
以後2人はソウル江南のあるカラオケとプラザホテルのコーヒーショップで一緒にいる姿がファンに目撃され、再びスキャンダルが報道された。そのころチャン・ドンゴンは某女優と付き合っていたが、コ・ソヨンと「恋風恋歌」を撮影し、その女優とは自然に別れるようになった。
チャン・ドンゴンとコ・ソヨンは2001年8月、映画「チング-友へ」の制作会社であるコリアピクチャーズのキム・ドンジュ代表の通夜にも揃って現れた。「チング」の主人公だったチャン・ドンゴンの弔問は当然だったが、この映画と無関係なコ・ソヨンの通夜訪問は意外だった。
2人が黒のベンツに同乗し、揃って会場入りして間接的に恋人宣言をしたのではないかという言葉が回った。チャン・ドンゴンは当時SBSのあるドラマ出演を控え、コ・ソヨンを勧めたが、コ・ソヨンが断ったため、2度目の共演はなかった。
忘れたころにスキャンダルが報道されたが、2人はそのたびに「友達の仲であるだけ」と否認に一貫した。おもしろいのは友達と恋人の間を行き交った2人が、互いの「恋愛コーチ」 の役割も自任していたという点だ。
相手に対してよく分かりあっていただけに互いに異性の友達ができると、悩みを聞き、アドバイスもしながらますますいい関係を築いていったのだ。
チャン・ドンゴンは、学生時代に友達の両親に会うように、気楽にコ・ソヨンの両親とも会い、そのたびにコ・ソヨンの母親は「ハンサムで礼儀正しいドンゴンさんが来たわ」と喜んでドアを開けてくれた。家でよく食事もし、よく遊ぶ間柄だった。
当時2人の側近だったある企画会社代表は「2人はこれといって付き合ってきたと言うこともできず、それでも付き合わなかったと言いにくい3~4年を送った」とし「互いに時間があえば映画も見て食事もするつきあいだった。どんなカップルより理解と思いやりが深いだけに誰より幸せな結婚生活をするだろう」と話した。
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