強敵アルゼンチン　無気力ギリシャ、平凡ナイジェリア

南アフリカワールドカップ（Ｗ杯）Ｂ組で韓国と対戦するギリシャ・アルゼンチン・ナイジェリアが４日（日本時間）、一斉に評価試合を行った。アルゼンチンはドイツを１－０で降し、優勝候補にふさわしいプレーを見せた。しかしギリシャとナイジェリアの試合では韓国が恐れるほどの戦力は見られなかった。

アルゼンチンはミュンヘンで行われたドイツ戦を勝利で飾った。Ｗ杯地域予選で表れた守備組織力の弱点はなくなった。４バックラインはペナルティーエリア内でドイツにシュートを１本も許さなかったほどだ。攻撃ではメッシがドイツの守備に苦戦したが、決勝ゴールを決めたイグアインのほか、ディ・マリアのプレーが目を引いた。


ギリシャはホームで行われたセネガル戦で０－２の完敗を喫した。攻撃陣は沈黙し、安定感を見せてきた守備も崩れた。ギリシャの守備陣は体格が良い半面、瞬発力が落ちた。

ナイジェリアはコンゴとのホーム試合で５－２の完勝を収めた。しかし相手の戦力が落ちるうえ、海外組をチェックする機会も逃した。この日、ナイジェリアは先発１１人のうち６人が国内組だった。ほとんどの欧州組がナイジェリアで行われる試合に負担を感じていたからだ。

一方、ＦＩＦＡランキング１位のスペインはアウエーでフランスを２－０で降し、イングランドはエジプトに３－１で勝った。オランダも米国を２－１で降した。



【今日のイチオシ記事】
・ 北朝鮮「金剛山・開城観光が再開されなければ契約を破棄」
・ 日本はいま‘快速コリア’研究中
・ 米「核トマホーク退役」日本には知らせ韓国には知らせなかった
・ 【取材日記】国内市場を失えば世界市場はつかめない
・ 米中型ＣＵＶ市場でトヨタを抜いた起亜「ソレントＲ」