‘ヒディンクパワー’はやはりすごかった。3日(日本時間)、英ロンドンで行われたコートジボワール代表の練習に取材陣が集まった。
BBC・スカイスポーツなど英メディアはもちろん、コートジボワールとワールドカップ(W杯)組別リーグで同じ組に編成されたブラジルとポルトガル、そして韓国の記者が取材競争を繰り広げた。ロシア代表のヒディンク監督がコートジボワールの監督を務めるといううわさの真偽を確認するためだった。
昨シーズン後半、イングランド・プレミアリーグで苦戦していたチェルシーの臨時監督を務め、危機を正面から突破したヒディンク監督の名声は英国で大変なものだ。アフリカ最強といわれるコートジボワールと‘短期戦の勝負師’ヒディンク監督が会えば相当なシナジー効果が期待される。ブラジル・ポルトガルが緊張する理由だ。
コートジボワールの関係者らは言葉を控えた。コートジボワールサッカー協会のケセ・ペ第1部会長は相次ぐ質問に「まだ分からない。来るかもしれないし、来ないかもしれない」と述べた。しかしヒディンク監督招聘に自信を持った表情だった。
選手の反応は分かれている。DFトゥーレ(マンチェスターシティ)は「(最近更迭された)監督と選手の関係は非常に良かった。突然離れることになったのは残念だ。ヒディンク監督の件については選手たちは知らない。誰が来ても私たちには練習が重要だ」と明らかにした。
一方、チームの看板ドログバ(チェルシー)は練習の後、質問攻勢に答えず選手団バスに乗った。ドログバはヒディンク監督賛成派の先頭に立っている。豪AAP通信の報道によると、ヒディンク監督は「コートジボワールからオファーがあったのは事実。ドログバからも来てほしいという話を聞いた」と伝えた。
ドログバにとってヒディンク監督は師であり恩人だ。昨季スコラーリ監督率いるチェルシーでベンチに座っていたドログバは、ヒディンク監督が就任してから復活した。
02年に韓国をW杯4強に導いたヒディンク氏は昨年、北朝鮮代表チーム総監督のオファーも受けた。これを断ったヒディンク氏はいま北朝鮮と同じ組のコートジボワールと接触している。10年前に始まったヒディンク監督とコリアの縁は今も続いている。
【今日のイチオシ記事】
・ 戦闘機墜落翌日に軍のヘリ墜落
・ F-5 墜落殉職した3人、嘱望された操縦士だったが…
・ キム・ヨナが出国 「今後の計画は未定…芸能界進出はない」
・ 【社説】日本ネチズンの行きすぎた行動に負けてあげよう
・ 【コラム】泣くな、浅田真央
BBC・スカイスポーツなど英メディアはもちろん、コートジボワールとワールドカップ(W杯)組別リーグで同じ組に編成されたブラジルとポルトガル、そして韓国の記者が取材競争を繰り広げた。ロシア代表のヒディンク監督がコートジボワールの監督を務めるといううわさの真偽を確認するためだった。
昨シーズン後半、イングランド・プレミアリーグで苦戦していたチェルシーの臨時監督を務め、危機を正面から突破したヒディンク監督の名声は英国で大変なものだ。アフリカ最強といわれるコートジボワールと‘短期戦の勝負師’ヒディンク監督が会えば相当なシナジー効果が期待される。ブラジル・ポルトガルが緊張する理由だ。
コートジボワールの関係者らは言葉を控えた。コートジボワールサッカー協会のケセ・ペ第1部会長は相次ぐ質問に「まだ分からない。来るかもしれないし、来ないかもしれない」と述べた。しかしヒディンク監督招聘に自信を持った表情だった。
選手の反応は分かれている。DFトゥーレ(マンチェスターシティ)は「(最近更迭された)監督と選手の関係は非常に良かった。突然離れることになったのは残念だ。ヒディンク監督の件については選手たちは知らない。誰が来ても私たちには練習が重要だ」と明らかにした。
一方、チームの看板ドログバ(チェルシー)は練習の後、質問攻勢に答えず選手団バスに乗った。ドログバはヒディンク監督賛成派の先頭に立っている。豪AAP通信の報道によると、ヒディンク監督は「コートジボワールからオファーがあったのは事実。ドログバからも来てほしいという話を聞いた」と伝えた。
ドログバにとってヒディンク監督は師であり恩人だ。昨季スコラーリ監督率いるチェルシーでベンチに座っていたドログバは、ヒディンク監督が就任してから復活した。
02年に韓国をW杯4強に導いたヒディンク氏は昨年、北朝鮮代表チーム総監督のオファーも受けた。これを断ったヒディンク氏はいま北朝鮮と同じ組のコートジボワールと接触している。10年前に始まったヒディンク監督とコリアの縁は今も続いている。
【今日のイチオシ記事】
・ 戦闘機墜落翌日に軍のヘリ墜落
・ F-5 墜落殉職した3人、嘱望された操縦士だったが…
・ キム・ヨナが出国 「今後の計画は未定…芸能界進出はない」
・ 【社説】日本ネチズンの行きすぎた行動に負けてあげよう
・ 【コラム】泣くな、浅田真央
この記事を読んで…