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北朝鮮軍2-3人、亡命兵を捕まえるため境界線越える

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 2日午後6時30分ごろ東部戦線で発生した北朝鮮軍下士官の亡命過程で、北側の警備兵が南下を阻止するために軍事境界線(MDL)を越え、韓国軍が警告射撃をするという事件が発生していたことが分かった。

軍の関係者は3日、「北朝鮮下士官1人が金剛山(クムガンサン)観光道路と隣接した韓国軍第22師団地域の非武装地帯(DMZ)を通って(南側に)越えてきたが、その1時間後、北朝鮮兵士2-3人が追いかけてきた」とし「韓国軍は交戦遵守規則に基づき警告放送をし、警告射撃を加えると、北朝鮮警備兵は帰還した」と説明した。この過程で双方の交戦事態は発生せず、死傷者もなかったと、関係者は伝えた。

軍当局はファン・ウォンドン国防情報本部長(空軍中将)が国防部に緊急復帰して状況に対応するなど緊迫した動きを見せた。脱北して亡命意思を明らかにした北朝鮮下士官は、その動機や経緯について尋問を受けている。

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