‘アフリカ最強’コートジボワールは力なく崩れた。仮想ナイジェリアを相手に意味のある勝利を収めた太極戦士はワールドカップ（Ｗ杯）本大会に向けて自信をつかんだ。

許丁茂（ホ・ジョンム）監督率いる韓国代表が４日未明（日本時間）英ロンドンで行われた評価試合でコートジボワールを２－０で降した。李東国（イ・ドングク）はボレーシュートを決め、深い印象を残した。前半４分に決めた鮮やかなシュートだった。

右サイドからの奇誠庸（キ・ソンヨン）のＦＫをメイテがヘディングでクリアしようとしたが、ボールはペナルティーエリア左側にいた李東国の前に流れた。李東国は右足でこれに反応し、ゴールネットを揺らした。


後半終了直前には郭泰輝（クァク・テフィ）が金在成（キム・ジェソン）のＦＫに飛び込みながらヘディングでゴールを決めた。郭泰輝は先月、東アジア選手権の中国戦で痛恨のミスを犯し、精神的に苦しんでいたが、このゴールを決めた後、明るい笑顔を見せた。

この日、韓国はボールキープ率とシュート数でコートジボワールに劣ったが、効率的に試合を運んだ。特に守備の組織力が印象的だった。アフリカ独特の弾力ある突破を防ぐために守備選手がきめ細かく防御網を築いた。太極戦士の‘人のカーテン’のためコートジボワールが誇るストライカー、ドログバも目立った活躍はできなかった。

朴智星（パク・チソン、マンＵ）、李青竜（イ・チョンヨン、ボルトン)、奇誠庸（キ・ソンヨン、セルティック）、李栄杓（イ・ヨンピョ、アルヒラル）ら海外組が加わった代表チームは、不安感を露出した東アジア選手権のチームとは違った。特に主将の朴智星は攻守でベテランらしい動きを見せた。



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