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北に送ろうとしていた原発2基… フィリピン「私たちが買う」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓半島エネルギー開発機構(KEDO)が北朝鮮に作ろうとしたが、中断した軽水炉型原発の部品をフィリピン政府が丸ごと買うという意を韓国政府に公式的に伝えてきた。この部品を買って韓国型原発2基を作るというのだ。

チェ・ギョンファン知識経済部長官は2日、1000メガワット級韓国型原発2基を作るというグロリア・アロヨフィリピン大統領の親書をマーク・コハンコ・フィリピン下院議員から受け取り、李明博大統領に伝達したと明らかにした。フィリピンが作ろうとする原発は新古里(シンゴリ)1・2号基まで適用された韓国型標準モデルだ。北朝鮮軽水炉にもこのモデルが適用された。

チェ長官はまた、フィリピン政府が韓国と原子力協定を結ぼうと要請してきたと明らかにした。こうして昨年末に契約したアラブ首長国連邦(UAE)に続き、2度目の原発輸出が実現する可能性が高くなった。


コハンコ議員はKEODが北朝鮮・新浦(シンポ)に作って中断した軽水炉の関連機資材に対する公売を延期してほしいというアロヨ大統領の要請も口頭で伝えた。原発建設にKEDOの機資材を活用したいから5月に予定された自国大統領選挙以後に手続きを延ばしてほしいというのだ。

この機資材は2003年軽水炉工事が中断して以来、半製品形態で各制作会社が保管し、KEDOから所有権を渡された韓国電力公社が公売の手続きを進行している。

41品目の機資材帳簿価は7億ドルだが、韓電は減価償却などを考慮して予想落札値を1億1267万ドルに決めた。韓電は先月22日に始めた入札参加の申し込みを2日に締め切り、2カ所が参加申込書を出したということだ。

韓国政府はひとまず慎重な反応だ。チェ長官は「コハンコ議員に責任あるフィリピン当局者を送ってくれと要請した」と伝えた。これに対してコハンコ議員は「フィリピンに帰って公式手続きを踏む予定であり、原子力担当部処が韓国と原子力協定を結ぶように公式提案する」と言った。





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