日本プロ野球に進出した韓国人打者にはいつも同じ課題が浮上する。 投手の精巧な制球力と多様な変化球への対応だ。 幸い、キャンプ後半の練習試合で実戦感覚をつかんでいる千葉ロッテの金泰均（キム・テギュン、２８）は、変化球の対応でも好評価を受けている。

石垣島の千葉ロッテキャンプを取材し、紅白戦と練習試合を見てきた日刊スポーツの竹内記者は２３日、「金泰均がチームの紅白戦とヤクルトとの練習試合で本塁打を打ったが、ともに変化球（スライダー、カーブ）だった。 最後までボールをよく見てスライダー・カーブ・チェンジアップなどハーフスピードボールにうまく対応している」と称賛した。


日本の投手の変化球に早くも適応していると感嘆する表情だ。 竹内記者は「金泰均は今シーズン３０本塁打以上を打つと思う」と予想した。

ヤクルト戦で金泰均の特大ホームランを見た日本ハムの谷山スコアラーは「金泰均の打撃は柔軟でパワーがある。 国際経験もあり、日本の投手に慣れている」と警戒した。 千葉ロッテの石貫戦力分析員は「重心が低く、できる限り右足に体重を残し、日本投手の変化球にもよく対応している」と分析した。