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トヨタ波紋で学習効果を得た現代車…米メディア指摘に直ちに「リコール」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

現代車の「YFソナタ」処理背景



現代(ヒョンデ)自動車の今回の新型「YFソナタ」のリコールは、遅い対応で手の施しようもなく波紋が広がったトヨタの前轍を踏まないという意志が込められている。


今回問題になったドア開閉装置の欠陥は昨年末から消費者が問題を提起してきたものだ。現代車はその間、特別な措置を取らなかったが、トヨタ波紋が広がった後、‘迅速対応’へと旋回した。

現代車の関係者は「昨年12月6日まで生産した約4万6000台が問題の車両」とし「その後に生産された車は改善された開閉装置を付け、問題を解決している」と説明した。したがって「YFソナタを契約し、現在納車を待っている顧客は全く問題がない」と付け加えた。この関係者は「納車が遅れる可能性もない」と強調した。

現代車は従来の「NFソナタ」とは違い、「YFソナタ」の内部にインサイドドアハンドルを新しく取り付けた。室内でスイッチでドアを開閉できるようにしたのだ。

問題はドア開閉装置(ドアロック)の誤作動。ドアをロック状態にしても、内部の電子装置から起こる‘干渉現象’でロックされないことがあるという。この場合、運転手がドアをロックした思い込んで走行し、急カーブを曲がった場合、ドアが開く可能性もある。

安全と関係がない技術的な問題なら無償サービスで解決することもできるが、走行中にドアが開く可能性があるなら、これは国内外の関連法規上リコール対象となる。

現代車の関係者は「通常ドアがきちんと閉まっていなければ運転席の計器板に警告が出てベルが鳴るが、ドア開閉装置に異常が生じると、こうした警告灯が作動しないこともある」とし「安全が問題になりうると考えてリコールを決めた」と説明した。



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