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「レクサスの急加速」 被害者が涙で証言(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 ◇何度も謝罪=豊田章男社長はあらかじめ配布した陳述書で「私たちは人と組織を発展させられる速度以上に成長を追求した」とし「それが安全の問題につながった点を遺憾に思い、事故を経験したトヨタの運転手に深くお詫びする」と明らかにした。

続いて「トヨタの優先順位は安全が1番、品質が2番、外形が3番だった。しかし優先順位に混乱が生じて基本姿勢がかなり弱まった」と自らを叱責した。レンツ北米法人社長も公聴会で「一連の深刻な安全問題への対応が大きく遅れた」とし「過ちを認めてお詫びする」と答えた。

◇電子装置欠陥は舌戦=レンツ社長は「加速ペダルとマット交換措置で安全問題は解決された」とし「こうした修理でトヨタの車は最も安全な車に含まれるはずだ」と主張した。


しかし議員らは「急発進は電子制御装置(ETCS)の欠陥が原因とも考えられる」と主張した。公聴会を主管したストゥパック監督・調査小委員長は「トヨタがETCSを完璧に調べたと主張するなど、米国市民を誤って導いてきた」と述べた。これに対しレンツ社長は「トヨタ車のETCSにはいかなる問題もないと確信している」と反論した。

◇「魔女狩りはやめるべき」主張も=バートン議員(共和)は「今回の問題と関連して性急な判断を下す前に、すべての当事者の主張を聞く必要がある」とし「私たちが魔女狩りをしてはいけない」と述べた。

米国内のトヨタ自動車ディーラー約150人もこの日、ワシントンDCで記者会見を行い、「米政府がトヨタを不公正に扱っている。昨年、他の自動車メーカーでも数十件のリコール措置があったが、唯一トヨタだけを苦しめている」と主張した。



「レクサスの急加速」 被害者が涙で証言(1)

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