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【外国人CEOの韓食づくり】「外国人を考慮したグローバル型調理法が必要」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 前日準備した野菜を煮込んだスープに炒めたサムギョプサル(豚バラ肉)とキムチを入れた後、スープが沸くのを待つ間、韓米自由貿易協定(FTA)の話をした。 韓国に進出した米国企業からなる駐韓米国商工会議所は韓米FTAを支持している。 米通商代表部(USTR)で副次官補として働き、オーバービー氏(AMCHAM代表)の後任として昨年夏に韓国に赴任したジャクソン氏は、FTA批准のために忙しく動いている。

「両国関係を強める韓米FTAは必ず批准されるはずです。 キムチチゲを一つ作るにしても食べる人に配慮をするように、両国が相手の悩みを配慮すれば必ず良い結果が出るはずです。 しかし長く煮込むほどよいキムチチゲとは違い、FTAの批准は早いほどいい。 両国により多くの時間を与えるにしても、現在よりも良い結果が出てこないと思います」。

ジャクソン氏は「伝統韓食料理にはククス(ヌードル)や牛肉のように洋食によく使われる材料がたくさん入るので、外国人に好まれる可能性は十分にあります」と述べた。


ジャクソン氏は「味が強い韓国固有の味付けが韓食が世界舞台に進出するうえでむしろ障害になるおそれがある」と憂慮を表した。 「私のように辛い味が好きな外国人もいますが、あまりにも強いくせがあれば、その味に慣れるまでにあきらめる人もいます」。

「韓食固有の味を保ちながらも外国人の普遍的嗜好を考慮したグローバル型調理法が必要」ということだった。

ついにキムチチゲが完成した ジャクソン氏はスプーンですくったキムチチゲをフーフーと冷ましてから口に入れ、「まさにこの味」と言って親指を立てた。 あっという間に一杯のご飯を食べ終えたジャクソン氏は「近いうちに家でも自分の力でキムチチゲを作ってみます」と語った。



【外国人CEOの韓食づくり】「外国人を考慮したグローバル型調理法が必要」(1)

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