政府当局者もこの日「最近、フランス側が政府の整理された立場を伝えてほしいと要請してきた」とし「文化財庁など関係部処と最終協議を残した状態で、そうした方向(永久貸与)で仕事を進行する」と確認した。これは外奎章閣図書をすぐにも返してもらわなければならないという国民世論と国内法を理由に文化財返還を認めないフランスの間で政府が折衷案を用意したものと評価される。これまで把握されたフランス所在の外奎章閣図書は297冊だ。このうち徽慶園園所都監1冊は1993年、永久賃貸形式で韓国側に返還され、今回、推進される永久貸与対象は296冊になる。永久貸与ができれば政府は韓国の国宝級文化財をフランスに貸与・展示することにした後、一定期間が経てばほかの文化財を貸与し、交換展示する方針だ。
政府は93年、フランソワ・ミッテラン・フランス大統領と金泳三(キム・ヨンサム)大統領が文化財相互交流と貸与の原則に合意して以来、多くのチャンネルでフランスと図書返還交渉を進行してきた。これについてベルナール・クシュネルフランス外交長官が来月訪韓し、柳明桓(ユ・ミョンファン)外交通商部長官と会談する予定なので、帰趨が注目される。
政府は93年、フランソワ・ミッテラン・フランス大統領と金泳三(キム・ヨンサム)大統領が文化財相互交流と貸与の原則に合意して以来、多くのチャンネルでフランスと図書返還交渉を進行してきた。これについてベルナール・クシュネルフランス外交長官が来月訪韓し、柳明桓(ユ・ミョンファン)外交通商部長官と会談する予定なので、帰趨が注目される。
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