故金大中(キム・デジュン)元大統領が家族に残した遺産はどれくらいか。金元大統領側は、李姫鎬(イ・ヒホ)夫人と弘一(ホンイル)、弘業(ホンオプ)、弘傑(ホンゴル)兄弟の相続税538万ウォンを麻浦(マポ)税務所に18日納付した、と明らかにした。
金元大統領が残した預金13億7500万ウォン(約1億1000万円)から負債1億1100万ウォンを差し引いた12億6400万ウォンに対する税金というのが金元大統領側の説明だ。遺産のうち8億ウォンは李姫鎬夫人に、残り4億6400万ウォンは3兄弟にそれぞれ分配されたという。
金大中平和センターのチェ・ギョンファン公報室長は「李姫鎬夫人が相続した8億ウォンはノーベル平和賞の賞金11億ウォンから延世(ヨンセ)大学金大中図書館に寄付した3億ウォンを除いた金額」とし「李姫鎬夫人が保管しながら、金元大統領の遺志を引き継ぐ事業に使われるだろう」と述べた。チェ室長は「負債1億1100万ウォンは金元大統領の自叙伝執筆過程などで発生したもの」と説明した。
申告内訳によると、相続財産はすべて預金で、不動産はなかった。東橋洞(トンギョドン)の私邸はすでに李姫鎬夫人の所有であるため含まれなかった。金元大統領の逝去後、保守陣営の一部から資金隠匿説が提起されるなど政界では財産をめぐるうわさが広がっていた。これに関しチェ室長は「金元大統領は生涯、清廉に生きた人」とし「今回の相続税申告で噂が終息することを望む」と述べた。
昨年11月に相続税の申告を終えた故盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の遺族は相続税を納付する必要がなかった。負債(16億ウォン)が財産(13億ウォン)より多かったからだ。
金元大統領が残した預金13億7500万ウォン(約1億1000万円)から負債1億1100万ウォンを差し引いた12億6400万ウォンに対する税金というのが金元大統領側の説明だ。遺産のうち8億ウォンは李姫鎬夫人に、残り4億6400万ウォンは3兄弟にそれぞれ分配されたという。
金大中平和センターのチェ・ギョンファン公報室長は「李姫鎬夫人が相続した8億ウォンはノーベル平和賞の賞金11億ウォンから延世(ヨンセ)大学金大中図書館に寄付した3億ウォンを除いた金額」とし「李姫鎬夫人が保管しながら、金元大統領の遺志を引き継ぐ事業に使われるだろう」と述べた。チェ室長は「負債1億1100万ウォンは金元大統領の自叙伝執筆過程などで発生したもの」と説明した。
申告内訳によると、相続財産はすべて預金で、不動産はなかった。東橋洞(トンギョドン)の私邸はすでに李姫鎬夫人の所有であるため含まれなかった。金元大統領の逝去後、保守陣営の一部から資金隠匿説が提起されるなど政界では財産をめぐるうわさが広がっていた。これに関しチェ室長は「金元大統領は生涯、清廉に生きた人」とし「今回の相続税申告で噂が終息することを望む」と述べた。
昨年11月に相続税の申告を終えた故盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の遺族は相続税を納付する必要がなかった。負債(16億ウォン)が財産(13億ウォン)より多かったからだ。
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