合意文には今年1月末までに参加国が自発的な温室ガス削減目標を提出するという部分があったが、これまで参加国の3分の1程度の55カ国しかこれを実行していない。また2013年から世界各国が参加する新しい気候体制をつくるため、今年5月末にドイツ・ボンで高官級の会議を開き、12月にメキシコシティーで「COP16」を開催することにしたが、ここで円満に合意して新しい気候体制の枠組みを決められるかは疑問だ。
しかし「COP15」が失敗という評価を受けているにもかかわらず、韓国が他山の石として受け入れる部分は少なくない。今年11月にソウルで開催されるG20首脳会議では、経済危機の克服とともに、気候変動と環境保存が主要議題として扱われる見込みだからだ。すでに自発的削減目標を発表した韓国は、G20議長国として温室ガス排出の縮小を実現するための具体的方法を提示し、参加国の同意を引き出せる力量を発揮しなければならない。こうした意味でG20会議は、韓国のグローバルリーダーシップの力量が認められるための最初の関門になるということだ。
【コラム】韓国に開かれたグリーンリーダーシップ(2)
しかし「COP15」が失敗という評価を受けているにもかかわらず、韓国が他山の石として受け入れる部分は少なくない。今年11月にソウルで開催されるG20首脳会議では、経済危機の克服とともに、気候変動と環境保存が主要議題として扱われる見込みだからだ。すでに自発的削減目標を発表した韓国は、G20議長国として温室ガス排出の縮小を実現するための具体的方法を提示し、参加国の同意を引き出せる力量を発揮しなければならない。こうした意味でG20会議は、韓国のグローバルリーダーシップの力量が認められるための最初の関門になるということだ。
【コラム】韓国に開かれたグリーンリーダーシップ(2)
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