自動で駐車をする国産自動車が初めて登場する見込みだ。 起亜（キア）自動車は１２日、「自動並列駐車システム」を今年発売する新車に採用することを検討中だと１２日、明らかにした。

このシステムでは、運転手が「自動駐車」ボタンを押した後、ハンドルから手を離した状態で変速機を後進ギアに入れ、適正速度を調節すれば、車が自動でハンドルを動かしながら最適の駐車をする。 起亜車はこのシステムを３月に出す「ニュースポーティジ」の後続モデル「スポーティジＲ」に採用することを検討している。

起亜車の関係者は「このシステムの安全性について検証を終えた」とし「まだ適用の時期と車種は最終確定していない」と述べた。 また「この方式が導入されれば、駐車が苦手な初歩および女性運転手は助かるだろう」と話した。


現在トヨタなど輸入車の一部のモデルに「自動駐車システム」が採用されているが、国内企業がこのシステムを導入するのは今回が初めてとなる。 起亜車は「今回適用を検討中の駐車技術は、最近マンド社が開発した方式ではなく、仏バレオの技術」と説明した。