|
冬季オリンピック(五輪)の花はフィギュアスケートだ。バンクーバー冬季五輪の花の中の花はやはりキム・ヨナ(20、高麗大)だ。
開幕を翌日に控えた12日(日本時間)、米国のニューヨークタイムズが五輪特集版でキム・ヨナを集中照明した。2面にわたり18枚の写真を載せながら、キム・ヨナの‘トリプルルッツ-トリプルトゥーループ’ジャンプを分析した。
キム・ヨナはジャンプする時、左足に重心を乗せ、右足を突いて2フィート(約61センチ)以上も跳び、回転後に右足で着地する。続いて左足でジャンプ回転した後、右足で着地する。ニューヨークタイムズは「他の選手に比べて跳躍力とスピードがあり、安定的だ」と分析した。
キム・ヨナは「トリプルルッツに入る時、右肩が左肩よりも後ろに残るように注意する。またジャンプをする時に最も重要なのはスピード。速いほど高く跳べる」と秘訣を説明し、「ジャンプは瞬間的なものなので、頭よりも体が本能的に反応して動く」と付け加えた。
ブライアン・オーサー・コーチが「重力を無視しているようだ。最初から最後まで素晴らしく、しっかりとした姿勢を維持している」と絶賛する‘名品ジャンプ’の秘訣は練習の継続だ。同紙は「キム・ヨナが世界で最も難しいジャンプの一つをバンクーバー五輪で見せる」と期待した。
一方、06年トリノ五輪女子フィギュアのシングルで銀メダルを獲得したサーシャ・コーエン(26、米国)は、ピープル誌とのインタビューでキム・ヨナの金メダル獲得を予想した。コーエンは「キム・ヨナが金メダル、ジョアニー・ロシェット(24、カナダ)が2位、安藤美姫(23、日本)が3位になる」と予想した。
この記事を読んで…