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<野球>林昌勇「米進出より日本でのFA取得が目標」

ⓒ JES/中央日報日本語版



ヤクルトの守護神・林昌勇(イム・チャンヨン、34)が事実上の日本残留を宣言した。メジャー進出よりも日本でのロングランを選択したわけだ。

スポーツニッポンは10日の電子版で、「沖縄でキャンプ中の林昌勇が米国進出よりも日本での自由契約選手(FA)資格を目指している」と伝えた。林昌勇は「(読売の)ラミレスのような資格が欲しい。将来的にメジャーへ行きたい気持ちもあるが、今はその資格を取得したい」と述べた。


日本で3シーズン目を迎える林昌勇は今後6シーズンをプレーしてこそFA資格を取得できる。年齢が40歳になるということだ。林昌勇は40歳まで現役を続けるという目標を語ったことがある。ピッチングをしない日にもランニングをする誠実さ、持って生まれた柔軟性と筋力を維持すれば不可能なことではない。

日本野球規約によると、外国人選手がFA資格を取得する場合、日本人選手と同じ待遇を受け、1軍の登録外国人選手限度(4人)が適用されなくなる。林昌勇が話した読売の大砲ラミレスがこうした日本選手扱いを受けている。契約や移籍時にチーム選択面などで幅が広まる。林昌勇は「FAになればチームを選択できる利点もある」と説明した。

林昌勇の今回の発言はFA資格自体よりも日本舞台残留の可能性を示唆するものとみられる。過去2年間で林昌勇は61セーブをマークし、ヤクルトの守護神として活躍した。昨シーズン半ばからはメジャー行きはもちろん、読売・阪神など他の球団に移籍するという噂が広がった。これに対し林昌勇は早くからヤクルトとの再契約を明らかにし、こうした噂を一蹴した。

今回の発言も今年がヤクルトとの「2+1年契約」が満了する時だけに、メジャー行きなどの噂を防ぐための宣言と解釈される。林昌勇は「契約問題なのでどうなるかは分からないが、ヤクルトにずっと残りたい」と明らかにし、ヤクルトとの再契約の可能性も示唆した。



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