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北朝鮮抑留ロバート・パク氏、スウェーデン大使館が支援

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮抑留43日ぶりに釈放された韓国系米国人ロバート・パク氏(28)が6日(現地時間)、米国ロサンゼルスに到着して家族と再会した。この日午前、北朝鮮の高麗(コリョ)航空便で中国北京首都国際空港に到着したパク氏は取材陣の質問を避け、駐中米国大使館職員らの案内を受けてロサンゼルス行き米国民間航空機に乗った。

ロサンゼルス空港内で親と兄に会ったパク氏は、やはり取材陣の質問に答えずに空港を抜けた。彼はサンディエゴ近隣エンシニタスの自宅で休息を取った後、宗教活動をしてきたアリゾナ州ツーソンに帰るものと伝わった。兄のポール氏は弟の健康について「体重はちょっと落ちたように見えるが、良好な状態だ」と伝えた。これに先立ち朝鮮中央通信は5日「米国公民ロバート・パク氏を抑留して調査した結果、自分がした行為を認め、深く反省した点を考慮し、寛大に容赦して釈放することにした」と報道した。

◆「パク氏に何度も接触」=パク氏は抑留期間中、米国の北朝鮮内利益代表国(protecting power)であるスウェーデンの平壌駐在大使館の支援を借りた。ラルス・パラウェー在韓スウェーデン大使は5日、記者と会い「北朝鮮政府がパク氏の北朝鮮入国直後、彼を抑留(custody)し、平壌に連行した事実を平壌駐在の当大使館に明らかにしたと聞いている」とし「以後、大使館側がパク氏に数回接触し、彼が安全で適切な待遇を受けているかどうかを確認したものと推定する」と述べた。


パラウェー大使は「昨年、北朝鮮に抑留された米国人女性記者2人にも韓国大使館が数回接触し、適切な待遇を受けていることを確認した」と伝えた。

北朝鮮は5日、パク氏の釈放事実を米国とともにスウェーデン大使館に知らせた。平壌に大使と政務担当官ら2人で構成された公館を置くスウェーデンは「非修交国である北朝鮮内で、米国の利益を代表してほしい」という米国の要請を受け入れて北朝鮮に抑留された米国人の身辺を保護し、送還交渉を支援してきた。米国務省は「国民旅行指針」で「米国人が訪朝するときは、平壌のスウェーデン大使館に登録しなければならない」と規定している。



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