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焼酎業界談合に課徴金272億ウォン

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 公正取引委員会(公取委)が焼酎出荷価格の値上げを談合した11社に対し、是正命令とともに272億ウォン(約22億円)の課徴金を課した。

公取委は4日、真露(ジンロ)・舞鶴(ムハク)・宝海(ポへ)・金福酒(クムブクジュ)など11の焼酎会社が2度にわたり焼酎出荷価格を事前に談合、販促活動と景品の条件に合意したことを確認し、このように決定した、と明らかにした。

公取委の審決過程で、焼酎会社は酒税法に基づく国税庁の行政指導に沿って価格を調整したのを談合と見なすのは不当だという立場を強調し、これを受け入れなかった。 公取委は国税庁の行政指導自体に対する判断は下さなかった。 これとは別に焼酎会社が行政指導を口実に談合したということだ。 ただ、公取委は当初の審査報告書で2263億ウォンとしていた課徴金を10分の1水準の272億ウォンに引き下げた。


斗山(ドゥサン)の「チョウムチョロン」など一部の焼酎は価格差別のために努力した点が認められ、価格談合事例から除かれた。

会社別には▽業界1位の真露が166億7800万ウォン▽舞鶴26億2700万ウォン▽大鮮(デソン)酒造23億8000万ウォン▽宝海醸造18億7700万ウォン▽金福酒14億100万ウォン▽そんやん10億5100万ウォン▽忠北(チュンブク)焼酎4億700万ウォン▽漢拏山(ハンラサン)3億5800万ウォン▽ハイト酒造2億900万ウォン▽ロッテ酒類1億7500万ウォン▽斗山3800万ウォン。

公取委の金ソク昊(キム・ソクホ)カルテル局長は「政府機関の行政指導を口実に行われる談合行為も決して容認しない」とし「ただ、制裁水準を決定する過程で焼酎会社が汎政府的な物価安定対策に基づいて値上げ幅を調整しようと努力した点を勘案した」と説明した。



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