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「北朝鮮の市場が解禁に」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮当局が昨年11月30日、貨幣改革以後、禁止させた市場取引を許容したと北朝鮮消息サイトであるデイリーNKが3日、報道した。

デイリーNKは北朝鮮内部の消息筋を引用し、両江道と咸境道で2月1日から小規模市場の取引が完全に解禁されたと伝えた。また両江道恵山(リャンガンド・ヘサン)市と咸境道穏城(ハムギョンド・オンソン)郡などでは既存の総合市場も開場したと伝えた。

北朝鮮内部消息筋は「(政府は)新義州(シンウィジュ)や両江道で市場を部分的に解放したときもコメの取引はできないようにしたが、今はコメの取引も許容した」とし「食糧価格が高騰して給料もまともに払われず、住民たちが飢える危機に処したが、それさえも市場が開放されて幸い」と述べた。このような措置は貨幣改革以後、住民たちの不満が高まって食糧難に対する懸念が高くなると、政府が電撃的に措置を下したと見られると、デイリーNKは分析した。しかしこれが貨幣改革以前の水準に市場を完全に回復させるための措置なのか、食糧難を防ぐための臨時的な方便かは明らかではないと付け加えた。






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