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「対価はないという大前提で南北首脳が会うべき」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
李明博(イ・ミョンバク)大統領は2日「南北首脳会談のための対価はあり得ないという大前提で南北首脳が会わなければならない」とし「この原則を譲ることはない」と述べた。

この日午前、青瓦台で行われた国務会議でのことだ。李大統領は「南北首脳会談は確固たる原則の下で推進するものであり、その原則が満たされなければ実現はできない」と強調したと、パク・ソンギュ青瓦台スポークスマンが伝えた。李大統領は「原則を守ることは南北ともによいこと」とも述べた。

李大統領の発言は尹増鉉(ユン・ジュンヒョン)企画財政部長官が南北首脳会談を話題としてあげた際、突然出たという。ユン長官が「このごろマスコミを通じて首脳会談関連の話が出るが、国務委員たちが知っておかなければならないことはないのか」と、玄仁澤(ヒョン・インテク)統一部長官に聞くと、李大統領が「統一部長官が答えるほど進行されたことはない」と代わりに返事をしたという。


青瓦台は李大統領の発言を現政府が強調してきた「南北関係パラダイムシフト」(変化)と連結させて説明した。パクスポークスマンは「過去、南北首脳会談の裏面が公開されれば、いわゆる“闇取引”が出る事例を見なかったか」とし「首脳会談開催条件として、また首脳会談開催そのものに対する対価はあり得ないという意味」と述べた。青瓦台の核心関係者は「任太熙(イム・テヒ)労働部長官と統一部が出て、昨年10月と11月の接触で、北朝鮮は核問題関連の先に進んだ論議がされなければならないという韓国側の主張を無視し「首脳会談をすれば何をしてくれるのか」と、贈り物にばかり関心を表明した」と大統領発言の背景を説明した。また「過去のようなパターンの首脳会談を期待するなというメッセージを李大統領が北朝鮮に投げたものだ」と述べた。北核グランドバーゲン(一括妥結)の正常過程として、実質的核廃棄補償としての経済支援は可能だが、会談成功のためにお金をあげるとか経済支援を約束することはしないというのが李大統領の立場だということだ。





「対価はないという大前提で南北首脳が会うべき」(2)

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