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貿易収支、1年ぶり赤字

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 貿易収支が1年ぶりに赤字に転換した。 しかし輸出が大幅に増えているため、近いうちに黒字基調を回復すると予想されている。

知識経済部は1月の貿易収支が4億7000万ドルの赤字になったと1日、発表した。 昨年2月から続いていた黒字にブレーキがかかったのだ。1月の輸出は310億8200万ドルと集計された。 前年同月比で47.1%増えた。 これは1988年8月(52%)以来最も高い増加率。 春節を控えて需要が増えた中国への輸出が88.5%も増えた。 さらに昨年1月の輸出が34.5%減少していた点もこうした増加率につながった。

輸出の比重が大きい13品目のうち携帯電話と造船を除いた全業種の輸出が大幅に増えた。 自動車部品(158%)、ディスプレー(103.4%)、半導体(121.6%)の輸出は3けたの増加率となった。


先月の輸入は315億5000万ドルと、前年同月に比べ26.7%増えた。航空機エンジン(401%)、半導体装備(224.6%)、自動車部品(61.3%)など資本財の輸入も大幅に増加し、最近の景気回復が反映された。

消費者が財布を開き始め、自動車(88.7%)、生活用品(13.8%)など、低調だった消費財の輸入も大きく増えた。 またバンカーC油など石油製品の輸入が201.1%も増加し、輸入額を高めた。 先月の国際原油価格が平均76.8ドル(ドバイ原油基準)と、1年前に比べて80.5%も値上がりした影響が大きい。

政府は1月の貿易赤字を一時的な現象と見なしている。 最近の勢いで輸出が増えれば、近いうちに貿易収支が黒字に戻ると見込んでいる。 輸入が減って黒字が出る縮小型黒字からも抜け出せると期待している。



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