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韓日中「文化コンテンツ戦争」…米国市場を狙う日本放送(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 フォーマット輸出はフジテレビ総輸出額の3割にのぼるという。 最近は過去の番組をフォーマット化する作業にも積極的に取り組んでいる。 世界的フォーマット会社と提携したり、共同制作で海外進出の幅を広めている。 大野次長は「景気沈滞で制作費の削減を進めている放送局にとって、すでに他国で検証されたフォーマットを購入するのは魅力的だ。 放送局は安くて面白い番組を望んでいる。 フォーマットの開発時も、制作コスト・普遍性・独創性を重視する」と明らかにした。 特に言語が必要のないスポーツやアクションゲームが成功の確率が高いと紹介した。

◇韓国の輸出は初歩段階=国際番組見本市MIPCOMが昨年発表した資料によると、06-08年の世界フォーマット市場規模は93億ユーロ(1兆2000億円)にのぼる。 02-04年に比べて45%増えている。

しかし韓国のフォーマット輸出はまだ少ない。 輸入のほうが多い。 KBS(韓国放送公社)「1対100」、tvn「イエスorノー」、オンスタイルの「プロジェクトランウェイ」がそれぞれエンデモルとフレマントルのフォーマットだ。 SBS(ソウル放送)の「味対味」「スーパーバイキング」、MBC(文化放送)の「日曜日、日曜日の夜に」の‘ブレーンサバイバル’コーナーのように日本フォーマットの購入も多い。


輸出番組は中国SMGに売れたMBC(文化放送)「カン・ホドンの天生縁分」が代表例だ。 KBS(韓国放送公社)「挑戦ゴールデンベル」「ハッピートゥゲザー-フレンズ」なども輸出契約を結んだが、まだ本契約されて正規編成されたことはない。 可視的な成果が期待される番組は米国と欧州にそれぞれ輸出されたSBS「インタビューゲーム」とMBC(文化放送)「私たち結婚しました」だ。 両番組ともにパイロット番組を制作し、本契約の直前段階にある。

テレビ番組流通会社エブリーショーのクォン・オヒョン代表は「フォーマット販売は完成番組の販売よりもはるかに複雑で時間がかかる。 放送局の海外販売部署と制作部署が有機的に連係してこそフォーマット開発と輸出が活発に行われる」と述べた。



韓日中「文化コンテンツ戦争」…米国市場を狙う日本放送(1)

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