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「私の漫画見て東大に入ったという手紙も」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版



◇東大合格に感謝する手紙が殺到=漫画は03年から4年間、講談社の漫画雑誌「モーニング」にて連載された。日本で「ゆとり教育全盛」による学力の低下が懸念されていたころだ。全人教育を排除し入試教育という現実だけ強調した漫画は途方もない反響を呼んだ。05年、TBS系でドラマが放送された年には、東大志望者が前年に比べ12%も増えたという。

原作では、親と子どもの対話の方法に関する助言も詳しく描かれる。育児の指針書を思い浮かべるほどだ。いずれも読者の要請によるものだ。「特に30代の若い母親から“どうすれば、子どもが勉強に好きになるか”とたくさん尋ねられた。教育・心理の専門家にアドバイスを求め、作品に解答を盛り込んだ。実際、この漫画を見て学習意欲がわくようになり、東大に合格したという手紙だけでも数十通に上った」。


◇ドラマのヒント生かして勉強を=三田紀房氏は30歳で漫画家デビューした。それまで会社に勤めたこともあり、事業の失敗も味わった。「社会での多様な経験が漫画家としての滋養分」とした。40代半ばに見える「童顔」の秘訣は酒・たばこをしない規則正しい生活。20年間、1回も連載の締め切りを守らなかったことがないというから、納得できる。

現在、第8話まで放送された「勉強の神」は視聴率25%台と、大人気を博している。韓国でも同ドラマが人気を博す理由については「生徒が頑張る姿を応援する心理が、韓日共通なのでは」と話した。ドラマの楽しみ方を尋ねてみた。「勉強がよくできるようになるヒントがたくさん出てくる。1つ、2つだけでも実践し、点数が上がれば勉強がより面白くなるのでは」。



「私の漫画見て東大に入ったという手紙も」(1)

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