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電子ブックコンテンツを活発に使えるよう新たに「iBooks」というストアも構築した。合わせてiPadに最適化されたアプリケーション開発を支援するため、同日からアップルのホームページにソフトウェア開発キット(SDK)を公開した。アップルはiPadの無線LANモデルを3月中に世界で発売する計画だ。3G対応モデルは米国で3月中、韓国をはじめとする海外では該当国の通信事業者との協議を通じて発売時期を決める。ただハングルをサポートしておらず、別途のOSアップグレードが必要になる。
iPadははっきりしない製品という批判的な見方もある。
英フィナンシャルタイムズはイベント参加者の言葉を引用し、「iPhoneのように大きな反響を呼び起こすのは難しいだろう。顧客を引き付けるキラーコンテンツが目に付かなかった」と評価した。アップル製品ユーザーのコミュニティ、KMUGの会員は、「マルチタスクができない上、決定的なのはカメラがないこと」と指摘した。別の会員は「パソコンというよりはエンターテインメント用のおもちゃという感じが強い。アマゾンのキンドルのカラーバージョンのようだ」と話す。
ジョブズCEOは2001年に携帯音楽プレーヤーのiPod、2007年に多機能携帯電話のiPhoneなど革新製品を相次ぎ投入し、IT業界の「創造的破壊」を主導してきた。そのため業界では今回のiPadを通じた革新の神話を続けられるか関心を傾けている。ジョブズCEOはこの日の発表会で、「最近はだれでも多機能携帯電話とパソコンを使っているが、これを結合する危機はないかと考えてきた。ある側面では多機能携帯電話であり、別の側面ではパソコンより良い機器がでなくてはならいが、それがiPadだ」と述べた。
アップルが「iPad」を公開…ハ鎃グルはサポートせず(1)
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