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GM「トヨタの顧客がGM車買えば割り引き」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
トヨタの「品質神話」の墜落が続いている。トヨタは28日に米国で109万台の自動車を追加で自主改修する計画を明らかにした。自主改修対象は2009~2010年式「カローラ」「ベンザ」「マトリックス」と2008~2010年式「ハイランダー」、2009~2010年式ポンティアック「バイブ」だ。トヨタはすでに8モデル230万台をリコールしており、該当モデルの米国販売と生産を中断すると明らかにした。昨年から今年までトヨタがリコールした車は合わせて700万台に迫る。欧州でも近く追加リコールが有る見通しだ。販売中断モデルの米国市場のシェアは9.7%で、トヨタの米国販売量に占める割合は57%に達する。ドイツ銀行は「トヨタは販売中断により400億~450億円の費用が発生するだろう」と分析した。今回のリコールの理由はアクセルペダルの欠陥だ。アクセルペダルは踏んだ後に足を離せば元の位置に戻らなくてはならないが、踏んだまま戻らず暴走状態になる恐れがある。日本のメディアは「今回の欠陥は安全に直接的な影響を及ぼすもので、米国政府が乗り出してトヨタにリコールと販売中断を要請した」と伝えた。

危機に陥ったトヨタをライバルが放っておくわけはない。経営難に陥っているゼネラルモーターズ(GM)には特に好材料だ。GMは米国とカナダで問題となったトヨタ車を持つ顧客が2月までにGM車を購入すれば1000ドルを割り引きすることにした。購入時の分割払いも最長60カ月無利子で行うことにした。ホンダカナダは「シビック」と「アコード」「CR-V」に対し、5年間0.9%の低金利分割払いサービスを新たに実施する。IHSグローバルインサイトのジョン・ウォルコノウィッツ氏は、「トヨタが短期間にどん底から抜け出すのは難しい。トヨタの波紋はGMとクライスラーの経営破綻以降、自動車業界最大の事件だ」と話している。

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