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李明博(イ・ミョンバク)大統領が28日、スイス・ダボスで開かれている世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)での特別演説で、「11月にソウルで開かれるG20首脳会議の際に、グローバル金融セーフティネットの構築を重要な議題として追加し話し合いたい」と述べた。
「G20首脳会議、主要課題と挑戦」と題した演説で李大統領は、「特に国際資本の流れの急激な変動性により、各国が過度に外貨準備高を蓄積しなくはならない厳しさを緩和してやるべきだ」と強調した。
政府関係者は、「外国資本が急激に流出する危機状況に備え、新興国や開発途上国は必要以上の外貨を準備しなくてはならず、経済成長に負担となっている。金融セーフティネットの構築でこうした問題点を解決しようというもの」と説明している。
李大統領はオバマ米大統領が厳しい金融規制を進めていることと関連し、「大規模金融機関の“大馬不死”(大石死せず)に対する突っ込んだ話し合いと対策にも力を入れるだろう」と述べた。
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