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名誉回復を狙って出場したが、自信をさらに落とした。国際スケート連盟(ISU)フィギュアスケート四大陸大会(全州、27-29日)に出場した浅田真央(20、中京大)のことだ。
浅田は27日の女子シングルSPで、57.2点の3位にとどまった。自己のシーズン最高点(69.12)より11.9点も低い。‘フィギュアクイーン’キム・ヨナ(20、高麗大)のシーズン最高点(76.28)とはなんと19.06点差だ。
オリンピック(五輪)直前に実戦感覚を回復するために出場した大会で、浅田は自尊心に傷を負い、うな垂れた。五輪開幕を約2週後に控えた状況で赤信号が点ったのだ。
▽ジャンプに不安
浅田はこの日、最初のジャンプでトリプルアクセル-ダブルトゥループを跳んだ。本来のトリプルアクセル-トリプルトゥループから難易度を低めたのだ。にもかかわらず、トリプルアクセルで回転数不足の判定を受けた。続くトリプルフリップも不安だった。浅田はトリプルフリップを1回転処理した。
競技を見守ったフィギュアの関係者は「浅田はフリップを跳ぶ時、体が前にかがめてから跳ぶ傾向がある。今日はその程度がもっと深刻で跳び上がることもできなかった」と分析した。
別の関係者は「今日のウォーミングアップでループジャンプを練習するのを見ていたが、フリップをループに変える考えがあったようだ。今シーズンはずっとフリップが不安だった」と話した。
<フィギュア>キム・ヨナのライバルから遠ざかる浅田真央(2)
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