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玄仁沢統一部長官「開城工業団地実務者協議は予定通り」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
統一部の玄仁沢(ヒョン・インテク)長官は27日、西海(ソヘ、黄海)での砲弾発射による北朝鮮の挑発にもかかわらず、すでに決まっている南方対話の日程などは遅滞なく進めると明らかにした。玄長官はこの日記者団らに対し、「現在としては来月1日の開城(ケソン)工業団地実務協議を予定通りに行うだろう」と述べた。玄長官は韓半島未来財団創立セミナーでの祝辞で、「政府は一貫した原則と意志を持って南北対話に臨む」とした上で、「西海の北方限界線(NLL)で緊張を高めている北朝鮮の態度には少なからず失望した。不必要な緊張を起こすことは即時中断すべきで、わが国民が納得できるだけの信頼を見せるべきだ」と強調した。

玄長官のこうした発言は、北朝鮮の砲弾発射直後に鄭正佶(チョン・ジョンギル)大統領室長主宰で開かれた緊急安保対策会議に出席した直後に出てきた。政府はこの会議で、「北朝鮮の挑発に厳正に落ち着いて対処する」との立場を固めた。軍事的対応は国防部と軍が対処した上で、対北朝鮮支援や経済協力、当局間対話などは予定通りに進めるというものだ。

統一部はすでに北朝鮮に運送計画を通知したトウモロコシ1万トンの支援手続きを進める方針だ。北朝鮮は南北間開示通信網で北朝鮮船舶の南側水域運航計画を伝えてくるなど普段と変わらない動きを見せている。

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