浅田真央（２０、中京大）が２５日、静かに韓国入りした。 ２７日から全州（チョンジュ）で開催される国際スケート競技連盟（ＩＳＵ）フィギュアスケート四大陸選手権大会に出場するためだ。

今大会を主管する大韓スケート競技連盟は浅田の日程について知らなかった。 日本スケート連盟側に何度も浅田の日程について打診したが、教えてくれなかったからだ。

日本のサンケイスポーツは２５日、「四大陸選手権を控えて浅田側は韓国入りの日程まで秘密にするほど万全の対策をとっている。 浅田側は五輪を控えた重要な時期であるだけにセキュリティーを徹底することにした」と報じた。


セキュリティー問題だけではない。 これまでも大会や観光のために何度か訪韓している浅田は、今大会のため加湿器まで持ち込むほどコンディション調節に集中している。 サンケイスポーツは「過去、日本の多くの選手が韓国の乾燥したオンドル部屋に苦しんだ経験がある。 浅田は韓国で出されるものを食べないなど食べ物にも注意することにした」と伝えた。

一方、浅田は全州のビビンパが有名であることを知り、好きな韓国料理にも心躍らせているという。 オリンピック（五輪）前の最後の実戦に臨む浅田は「金メダルが欲しい。 悔いのないように滑りたい」と意欲を表した。