朴主永（パク・ジュヨン、モナコ）は２５日、ホームグラウンドのルイ２世スタジアムで開かれたリヨンとのフランスカップベスト３２決定戦で１対１の同点から後半３２分にチームの勝利を決定づけるヘディングゴールを決めた。昨年１２月２４日の正規リーグでルマンとの試合でシーズン６号ゴールを放って以来１カ月ぶりの得点となった。

朴主永のポジション取りが目立ったゴールだった。朴主永は相手のペナルティエリアで右サイドからモデストがクロスを上げたところをゴール左側に走り込みダイビングヘディングシュートでゴールを決めた。

今シーズンにリヨン、マルセーユ、パリ・サンジェルマンなど強豪を相手にゴールを決めてきた朴主永はまたもフランス代表チームのキーパーでもあるロリスが守るリヨンのゴールを揺らし「強豪キラー」として浮上した。またこの日の得点で朴主永はシーズン７ゴール３アシストを記録し、シーズン攻撃ポイント１０個を得た。


モナコは前半４４分にリヨンのジャン＝アラン・ブームソンに先制ゴールを許したが、後半５分にネネがペナルティキックで同点ゴールを決め勝負を振り出しに戻した。

その後朴主永が強力なミドルシュートを放つなど主導権を握ったモナコは朴主永のゴールで逆転勝利を収めた。モナコはベスト１６戦でボルドーと対戦する。