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「三星電子・現代車が低評価」…三星証券が報告書

ⓒ アジア経済/中央日報日本語版
 三星(サムスン)電子と現代(ヒョンデ)車が世界で今年最も魅力的なIT・自動車株という分析が出てきた。

三星証券は21日、「2010年、世界で最も魅力のあるIT・自動車株は?」と題した報告書で、「三星電子は世界で売上高が最も大きいIT企業だが、グローバルIT企業の中で株価収益比率(PER)が最も低い。また現代車も世界自動車企業のうち最大の純利益となる見込みだが、PERが最も低い」と明らかにした。

報告書によると、今年のブルームバーグ予想実績基準で三星電子の売上高は1300億ドルで、MS(600億ドル)、アップル(450億ドル)、IBM(990億ドル)よりも多くグローバルIT企業1位という。 純利益も110億ドルで、MS、IBMに次ぐ3位と予想された。


一方、三星電子のPERは9.5倍で、アップル(25.2倍)、MS(16.6倍)、インテル(12.8倍)、ヒューレット・パッカード(12.7倍)、IBM(12.1倍)などと大きな差を見せた。 世界企業の時価総額順位も48位にとどまっている。

アナリストのヤン・デヨン氏は「三星電子は世界企業時価総額順位が48位にしかならないが、12位のアップルに比べて売上高や純利益など絶対的な利益創出能力で優位にある」とし「企業価値の上昇余力が大きい」と診断した。

現代車も同じだ。 今年のブルームバーグ予想実績基準で現代車は世界自動車企業のうち最大の純利益を記録する見込みだが、PERは最も低い。

ヤン氏は「今年赤字が予想されるトヨタの世界時価総額順位は現在24位だが、最大の純利益が予想される現代車は387位」とし「自己資本収益率(ROE)も13.2%と、上海車(16.8%)に次いで2番目に高い」と強調した。



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