李御寧（イ・オリョン）元文化部長官が２０日、ソウル光化門（クァンファムン）広場について苦言を呈した。

李元長官は、李揆媛（イ・ギュウォン）アナウンサーが司会を務めるＫＢＳ（韓国放送公社）第１ラジオの番組「ここはラジオ情報センターです」に出演し「現在の光化門広場は国の品格（国格）に合わない」と述べた。

最近、２０１０・ユネスコ（国連教育科学文化機関）世界文化芸術教育大会の組織委員長を引き受けた李元長官は「最もデザインができていない所が光化門」とし「ソウルをデザインするとしながら、彫刻ばかり散りばめている」と指摘した。続いて「ばらばらで統一性が見られない上、お手洗まで作って設置した光化門通りは国格から考えても相応しくない」とした後「現在の光化門は決してそのままにしてはいけない」と述べた。


李元長官はこうした意見を呉世勲（オ・セフン）ソウル市長に伝えたところ「光化門広場を半年ほど広く知らせた後、きちんとした形を備える」と確約したと話した。

李元長官は「韓流」という表現についても否定的な意見を示した。同氏は「米国やフランスの文化を楽しむからといって“米流”、“仏流”という言葉を使わない」とした上で「文化的マナーを変えてこそ、ハリウッドのような文化的影響力を持つようになる」と強調した。





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