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【グローバルアイ】米国で広がる禁煙法(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 学校では‘無寛容政策’が施行される。 宿題をする時、インターネットから盗用すれば全科目が落第となる。 カッターの刃など危険物を学校に持ち込めば停学以上の処分となる。 風邪薬を先生に無断で服用しても大変なことになる。 生徒が携帯電話のわいせつ物を削除しなければ刑務所行きになることもある。 例外なく無寛容だ。 個人の自由を抑制しようというわけではない。 自由を守るためだ。 「社会的約束」であるため、誰もが守らなければならない。 子どもたちに人気の「バーニー」という恐竜キャラクターはテレビで「私は特別。 君も特別。 私たちは特別だ」といつも歌っている。 誰もが特別であるだけに、他人に配慮しなければいけないと教えている。

それに比べると韓国はまだ法と現実に距離がある。 禁煙法が厳格でもバージニア州の韓国レストランには喫煙客がいるし、飲酒運転も多い。 ソウルの食堂にも禁煙規定があるが、気にしない人が多い。 先日、韓国開発研究院(KDI)がOECD30カ国の法秩序の遵守を調べた結果、韓国は27位だった。

新年に入って3週間が過ぎた。 禁煙の決心が揺れる時期だ。 喫煙者の44%が新年からの禁煙を決心しているというが、年末まで続く人は20人に1人という。 喫煙人口がむしろ増えたという統計も出ている。 米国式の社会的約束とまではいかなくとも、自分との約束である禁煙の決心くらいはずっと守ってみてはどうか。


崔相淵(チェ・サンヨン)ワシントン特派員



【グローバルアイ】米国で広がる禁煙法(1)

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