3人で演じる「沈清伝(シムチョンジョン)」。
演出家のチョン・ドヨン氏(40)が唱劇を制作しはじめた04年から抱いた悩みだ。「約10人が出演する唱劇は規模が大きく、聴衆との距離感がある。半面、パンソリは1人がすべての役割をこなし、ドラマの効果が弱い」ということだった。
同氏は昨年11月に「3人による唱劇」を考案、ソウルで公演した。ひとまず「沈清伝」の配役を男女に区分した。男性にはシムボンサ・僧侶・龍王(1人3役)を、女性には沈清とペンドク(1人2役)を、それぞれ演じさせた。ここに鼓手(太鼓を打つ人)が加わり、出演者は3人だ。「期待より反応が良かった。沈清がペンドクの仮面をかぶって変身するなどの新しい演出に大爆笑が起こった」というのがチョン氏の説明だ。
同氏が作った「3人による沈清伝」が日本で公演される。1月24日、福岡・名古屋市公会堂大ホールで全2回公演だ。韓国伝統の工芸を幅広く収集している同博物館が招待したものだ。チョン氏は「3人の唱劇」を40分ほど紹介した後、第2部として「鳳山(ポンサン)仮面踊り」も公演する予定だ。
チョン氏は「“3人の唱劇”を企画した意図に、日本の関係者が興味を示した」とした後「パンソリを現代の多国籍の聴衆に紹介できる、最適のサイズを研究しつづける考えだ」と話した。
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同氏が作った「3人による沈清伝」が日本で公演される。1月24日、福岡・名古屋市公会堂大ホールで全2回公演だ。韓国伝統の工芸を幅広く収集している同博物館が招待したものだ。チョン氏は「3人の唱劇」を40分ほど紹介した後、第2部として「鳳山(ポンサン)仮面踊り」も公演する予定だ。
チョン氏は「“3人の唱劇”を企画した意図に、日本の関係者が興味を示した」とした後「パンソリを現代の多国籍の聴衆に紹介できる、最適のサイズを研究しつづける考えだ」と話した。
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