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「検察と全面対決」小沢・田中両氏の似た点と異なる点(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
小沢一郎民主党幹事長が自身の首をしめつつある東京地検特捜部に対し「全面対決」する姿勢を示したところには3つの理由がある。

東京地検特捜部と対決した経験が多く、民主党の大物議員であり、比較的細かく政治資金を管理してきたという点だ。小沢氏の政治的師匠は田中角栄元首相だ。2人とも「知略・度胸・経験を兼備した猛将」と評価される。それで2人は「相似形」といわれるが、異なる点もある。

田中氏は首相を辞職した1976年、米ロッキード社から5億円の賄賂(わいろ)を授受した疑いで東京地検特捜部に逮捕、起訴された。最高裁で上告審が開かれていた93年、田中氏が亡くなるまで小沢氏は田中氏のすべての裁判を傍聴し、検察と対決した。


自身の後見人だった金丸信自民党元副総裁が民間企業・佐川急便から5億円の不正資金を受けとった疑いで東京地検に起訴された当時も小沢氏は率先して戦った。それで同氏は最近「当時の事件を研究している」と話した。同時に、これをきっかけに小沢氏は政治資金の改革にも率先した。

小沢氏は、個人・企業が政治家に献金するのを禁じ、政党に渡すようにすべきだと主張、後ほど実現した。また、民主党代表だった07年には自身の政治資金を管理する組織、陸山会の不明瞭な資金操作問題が発生すると、03~05年の領収書をマスコミに公開した。昨年12月、韓国入りした際には「私的訪問」とし、レンタカーの費用などを党に請求しなかったという。





「検察と全面対決」小沢・田中両氏の似た点と異なる点(2)


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