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「推奴」…その映像美に日本・タイで版権購入(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版



KBS2 水木ドラマ 「推奴」(チュノ、脚本、チョン・ソンイル、演出クァク・ジョンファン)が突風だ。14日放送4話で視聴率30%を突破した。「推奴」は逃げた奴婢を追うという意味。丙子胡乱(清による朝鮮制圧戦争)直後、官奴になったが脱出した朝鮮最高武士、宋太河(ソン・テハ、オ・ジホ)と彼を追う奴婢狩人イ・テギル(チャン・ヒョク)が対決する。ここに妾になることを拒否して逃げるオンニョン(イ・ダヘ)との三角関係が展開される。米国ドラマ「プリズンブレイク」のように追って追われる緊迫感に身分の壁を超える恋物語が切なさを加える。何より素晴らしい映像美が圧巻だ。

◆スピーディーな展開、停止の美しさ=3話、テギルとテハのアシ畑での正面対決は「停止の美」と称えるに十分だ。向かい合って走る列車のように突進した2人が競いあった瞬間、画面の中の時間も見守った視聴者の呼吸も止まった。アシ畑にはしごを2つ立てて俳優たちがポーズを取った後、360度レールの車に付いてカメラを回し撮りして編集した。サンプルとしてこの場面のみ見た日本やタイなどが版権を買って行ったほどだ。視聴者掲示板でも「朝鮮版マトリックス」「映画『300』のオリエンタルバージョン」などといった賛辞が飛んだ。


何と言っても一番の活躍はレッドワンカメラ。映画「国家代表」にも使われたカメラで、明度と深度が鮮明なのが特徴だ。超高速撮影機能が内在し、刹那のシーンをスローモーションで見せてくれる。国内ドラマとしては初めて導入した。カメラを横にスクロールするように動いてロングテイクで撮った3話のテハの戦闘回想シーンも名場面の一つ。水原セット場ブルースクリーンを背景として戦闘アクションを撮った後、背景をCG処理した。制作陣は「映画『300』のようにグラフィックを強調してファンタジー感じを生かした」と話した。





「推奴」…その映像美に日本・タイで版権購入(2)


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