京畿道軍浦市（キョンギド・グンポシ）が‘フィギュア女王’キム・ヨナの胸像を設置するという報道がネットユーザーの論争を招いた。 軍浦市は１５日、ドジャン中学、スリ高校出身のキム・ヨナの胸像を建設するためキム・ヨナの所属事務所と話し合っている、と明らかにした。 胸像の設置場所はスリ洞のチョルジュク（ツツジ）公園が検討されている。 市は協議を終えた後、すぐに胸像の制作に入り、１０月に除幕式を行う計画だ。

一部のネットユーザーがコミュニティーサイトの掲示板で「キム・ヨナの国際的な地位を高める」「キム・ヨナが国民に与えた感動を考えれば全身像を作るべきだ」「幼い児童が胸像を見て‘フィギュアクイーン’の夢を抱ける」などのコメントを書き込んでいる一方、「まだ胸像を設置するのは早過ぎる」「これまでの業績も立派だが、まだやるべきことが多い選手の胸像を作るのはよくないない」「胸像自体がキム・ヨナに負担を与える」「その金でフィギュア選手を養成するのがよい」などと否定的な意見も少なくない。

一方、軍浦市は大夜味（デヤミ）駅付近の開発制限区域に７００億ウォン（約５７億円）を投じて１５００席規模の「キム・ヨナ・スケート場」を建設するために妥当性の予備調査を終えた。