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KAIST副総長「原発の安全設計、適時の認可が重要」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 「アラブ首長国連邦(UAE)原子力発電所の建設を成功させるには‘安全規制許可のワナ’にはまらないことが重要だ」

KAIST(韓国科学技術院)の張舜興(チャン・スンフン、56、原子力工学)副総長の話だ。 同時にフィンランド原発建設で苦戦する仏アレバ社の例を挙げた。 工期が3年以上も延び、建設費が2倍に増えたということだ。

張氏はUAE原発事業を受注する際、UAEを行き来しながら韓国原発の安全性を説得する役割を主に果たした。 張氏は国内に建設中の原発を含む計28基の原発のうち、蔚山(ウルサン)古里(コリ)原発1・2号基を除いた26基の原発建設の認可と設計に関与した。 UAE原発(APR-1400)の設計認証も政府の原子力安全委員長だった張氏が出した。


フィンランド政府はアレバに約20件の原発安全問題を指摘し、改善を要求した。 アレバは設計の変更のため工期を延長し、工事費が大幅に増えて苦戦している。 張氏は「韓国原発安全設計の優秀性をUAEに最大限に印象付け、認可を遅れせないことが重要だ」と強調した。

UAE原発受注競争の真っ最中だった昨年、原発の入札を主管するその国の機関の代表が大田(テジョン)KAIST(韓国科学技術院)を訪問した。 張氏は「3-4時間にわたり韓国原発がなぜ安全かを説明したが、首をかしげていた。 しかしその後、UAEを行き来しながらフランスの原発などと比較しながら説明すると、少しずつ納得していった」と伝えた。 UAE側も各国の原発に情報を分析し、専門家に諮問しながら、張氏の説明を確認したという。

張氏は「原発ルネサンス」時代を控え、専門家養成の必要性を力説した。 「原発設計能力を確保し、核燃料開発者など原子力関連科学者を大切にしなければならない。 KAISTのように定年を70歳に延長してでも、元老科学者を活用する必要がある。 今後、原子力関連の人材が足りなくなる時代がくるかもしれない」



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