日本プロ野球進出初年を準備中の李机浩（イ・ボムホ、２９、ソフトバンク・ホークス）に、シーズン前から十分な出場機会が与えられる見通しだ。

１０日のニッカンスポーツによると、ソフトバンクの秋山幸二監督（４８）は９日、李机浩をシーズン前の全試合に出場させる方針を明らかにした。 この期間、李机浩には三塁と一塁の守備を並行させるという。

これは李机浩にとってうれしいニュースだ。 李机浩は「最初の印象が大切。試合にどれくらい出られるかが重要になる。少なくとも１３０試合以上は出なければいけない」と話していた。ソフトバンクは来月２０日から練習試合を行う予定で、他球団とも日程を組んでいる。


これは事実上、李机浩に対する秋山監督の配慮と考えられる。秋山監督は「李机浩は（その頃には）体ができていると思う。 韓国の選手のほうが仕上がりが早い」とし「少しでも試合に対する不安感がなくなり、本人にもよい」と述べた。

韓国プロ野球は１月上旬からキャンプを始めると伝えた同紙は、「李もずっとそのペースでやってきたから調整は早いはずだ」という秋山監督の話を伝えた。 秋山監督は李机浩に中心打線を任せる構想をしているだけに、日本プロ野球に早く慣れさせる意味もある。